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「横浜の土地価格は今、どのくらい上がっているの?」
不動産を所有している方や、これから横浜で不動産の購入・売却を考えている方にとって、地価の動きは気になるところではないでしょうか。
2026年9月、神奈川県から「令和8年神奈川県地価調査」の結果が公表されました。
今回は、この最新の地価調査から、横浜市の地価がどのように変化しているのか、そして不動産オーナーにとってどのような意味があるのかを分かりやすくご紹介します。
神奈川県地価調査とは、神奈川県が毎年実施している土地価格の調査です。
2026年の調査は7月1日時点を基準として、県内964地点を対象に実施されました。
そのうち、住宅地が664地点、商業地が242地点、その他が58地点となっています。
地価公示が毎年1月1日時点の価格を調査するのに対して、県地価調査は7月1日時点の価格を調査するため、1年間の中で土地価格がどのように動いているのかを見るうえでも参考になる資料です。
2026年の神奈川県全体を見ると、住宅地・商業地・工業地のいずれも上昇しました。
住宅地は前年比+3.1%。
商業地は+7.2%。
工業地は+6.3%となっています。
住宅地は5年連続、商業地と工業地は14年連続の上昇です。
特に商業地については、前年の+7.0%から+7.2%へと上昇幅が拡大しました。
神奈川県全体として、土地価格の上昇傾向が続いていることが分かります。
では、私たちの身近な横浜市ではどうでしょうか。
2026年の横浜市の平均変動率は、
となりました。
住宅地は前年の+3.4%からわずかに上昇幅が縮小したものの、引き続き堅調な上昇を続けています。
一方、商業地は前年の+8.1%から+8.5%へ上昇幅が拡大しました。
つまり、2026年の横浜では、
「住宅地も上がっているが、商業地の上昇がより目立っている」
という状況になっています。
今回の地価調査で注目したいポイントのひとつが、横浜市内の住宅地です。
2026年の調査では、横浜市内のすべての区で住宅地が上昇しました。
継続して調査された221地点のうち、214地点が上昇、7地点が横ばいとなり、下落した地点はありませんでした。
これは、横浜市全体として住宅地への需要が引き続き堅調であることを示す結果といえます。
特に交通利便性の高い駅の徒歩圏では、需要の強さを背景に比較的高い上昇率となっています。
また、これまで駅から少し離れた地域でも、駅徒歩圏の地価上昇が波及する動きが見られています。
横浜市内でも特に注目されるのが、やはり横浜駅周辺です。
横浜駅周辺では、安定した賃料水準や空室率などを背景として、地価の上昇が継続しています。
横浜駅周辺では、相鉄ムービルの閉館をはじめ、今後の横浜駅西口の大規模な街づくりも予定されています。
駅周辺の再開発が進むことで、商業・オフィス・住宅など、さまざまな用途で街の魅力や利便性がさらに高まることが期待されます。
横浜駅周辺の不動産については、今後の街づくりと合わせて地価の動きを見ていくことが重要です。
横浜駅周辺だけではありません。
関内駅周辺でも、地価の上昇が続いています。
その背景のひとつとして挙げられるのが、駅周辺の再開発への期待です。
また、駅周辺では住宅需要も見られ、商業施設だけではなく、住宅・オフィスなどを含めた複合的な街づくりが進められています。
今後、街の姿が変化していくエリアでは、土地や建物に対する需要にも変化が生じる可能性があります。
ここで注意したいのが、地価調査の数字をそのまま不動産の売買価格と考えないことです。
地価調査で示される価格は、あくまで基準となる地点の土地価格です。
実際の不動産価格は、
・駅からの距離
・土地の形状
・前面道路の幅員
・用途地域
・建ぺい率・容積率
・建物の築年数
・建物の状態
・周辺の賃貸需要
・再開発計画の有無
など、さまざまな条件によって変わります。
同じ町内であっても、駅からの距離や土地の形状などによって、実際の取引価格には大きな差が出ることがあります。
そのため、「横浜市の地価が3%上がったから、自分の不動産も3%上がった」と単純に考えるのではなく、個別の物件ごとに判断することが大切です。
地価調査は、売却を考えている方だけに関係するものではありません。
現在、不動産を所有しているオーナーの方にとっても、土地価格の動きを把握しておくことは重要です。
例えば、
「今の不動産価値はどのくらいなのか」
「売却するなら今なのか、もう少し保有するべきなのか」
「建物を建て替えるべきか」
「大規模修繕をして長く保有するべきか」
「相続した土地をどのように活用するか」
といった資産管理を考える際の参考になります。
また、周辺で再開発が進んでいる場合には、地価だけではなく、人口や人の流れ、賃貸需要、商業需要なども合わせて確認することが重要です。
2026年の地価調査を見ると、横浜市では引き続き地価の上昇傾向が続いています。
特に、交通利便性の高い駅周辺や再開発が進むエリアでは、今後も土地需要の動きに注目する必要があります。
横浜駅周辺、関内駅周辺など、これから大きく変化していくエリアもあります。
また、駅から少し離れた地域についても、駅周辺の地価上昇が波及するケースがあります。
横浜の不動産を考えるうえでは、現在の地価だけを見るのではなく、
「その街がこれからどう変わるのか」
という視点を持つことが大切です。
地価調査は、横浜の不動産市場を知るための重要な指標のひとつです。
しかし、実際の不動産の価値を判断するには、地価だけでなく、周辺の取引事例や賃貸需要、物件の状態、今後の街づくりなど、さまざまな要素を総合的に見る必要があります。
「所有している不動産の価値を知りたい」
「売却するか保有するか迷っている」
「空室が増えてきたので今後の賃貸経営について相談したい」
「横浜で不動産を購入・活用したい」
など、不動産についてお悩みの際は、お気軽にご相談ください。
横浜の街の変化や不動産市場の動きを踏まえながら、オーナー様の大切な資産について一緒に考えてまいります。

2026年の神奈川県地価調査から見る横浜の不動産|地価上昇の背景と今後の注目エリア
2026.10.13